インドの理化学機器販売店ANATEK SERVICES PVT. LTD.と共同でインド国内における弊社iLiNPマイクロ流路製品のプロモーション活動を開始しました。
インドで理化学機器の輸入販売を行っているANATEK SERVICES PVT. LTD.(本社ムンバイ市。以下ANATEK社と表記。)の協力を得て、インド国内の大学等研究機関及び製薬会社を対象にした、弊社iLiNPマイクロ流路製品の共同プロモーション活動を今春より本格的に開始しました。
インドは世界第一位の人口を有し近年経済が大きく成長しています。科学技術レベルの向上も目覚ましく学術論文の数、質ともに日本に迫る勢いとなっています。またインドの製薬業は医薬品生産量で世界第3位にランクされており3000を超える製薬会社が存在すると言われています。現在はジェネリック医薬品の製造が中心ですが今後は新薬開発に参入する製薬会社、創薬ベンチャーの増加が見込まれます。
以上のような背景及びインド市場への競合参入状況などを踏まえ、このたび弊社はインドを弊社事業における重要国の一つと位置付けることにしました。そして、ナノ粒子医薬品やワクチンの開発製造における弊社マイクロ流路製品の普及を目指し、その達成のためにANETEK社の協力を得ることにしました。
ANATEK社は1990年創業の理化学機器輸入販売商社であり、大手分析機器メーカーである日本分光(株)など多くの日本企業を仕入れ先としています。ムンバイにある本社の他、ハイデラバード、デリー、チェンナイ等にも営業拠点を有し、販売先として500社を超えるクライアントをインド全域に有しています。その中にはインドの著名な研究機関、大手の製薬会社等も含まれています。
今後はインドの顧客ニーズに合わせた製品の企画開発や、ラボ用製品の営業、販売、アフターサポート等をANATEK社と共同で行ってまいります。また将来的には大きな売上が期待できる医薬品、ワクチン製造用大型装置の販売等にも事業を拡大していく計画です。