iLiNPが使用された論文のご紹介

Programmable Antigen-Specific Immunity via Self-Adjuvanting Nanovaccines Co-Delivering Immune Modulators
Angew. Chem. Int. Ed. 2026,65,e20474
抗原とアジュバントを共有結合させた自己アジュバント型ワクチンを脂質ナノ粒子(LNP)に搭載し、さらに複数の免疫刺激因子を同時送達する新規プラットフォームを開発した論文です。粒径約100 nmのLNPにより免疫細胞への効率的送達を実現し、抗原特異的免疫応答を増強するとともに、アジュバントの組み合わせにより免疫応答の質(Th1/Th2)を精密に制御可能であることを示しました。更にヒト化マウスでも有効性が確認され、次世代ワクチンとしての有望性を示しました。粒径を制御したLNPの作製にiLiNPが使われました。